6月になり皆様の手元には健康診断、特定検診の受診のお知らせや結果が届いているかと思います。
年一回の検診は車でいうところの、車検もしくは定期検査にあたるものです。
肥満、肝機能異常、血糖値、中性脂肪、コレステロールなどなどいろいろ耳の痛いコメントがあると思いますが、
ぜひ左耳から右耳に聞き流さず、要受診とされた方は、その結果をもってかかりつけ医に受診相談してください。
朝、車に乗るときにエンジンがいつもと違う音がする、エンジンのスターターが弱い、運転時ガタガタする、
などあれば、エンジンオイルをチェックしたり、バッテリーをチェックしたり、タイヤの圧や溝をチェックしますよね。
同じことです。
コレステロールや糖尿病はエンジンオイルの汚れになります。
心電図の異常は、バッテリーの不調になります。
高血圧は、エンジンのオーバーヒート、肥満は、過積載になるかな。
ただ、車の異常は、部品の交換ができますが、人は、なかなか臓器の交換はできません。
車は、急に止まってもJAFを呼んだらなんとか修理工場までレッカー移動して部品交換できますが、
人は不調が出て救急車で病院に運んでもらっても治らないこともあり、そのまま死んでしまうこともあります。
最悪、車は新車を購入することはできても、人は代わりの人はいません。
くれぐれも、健康診断の結果を放置、無視せず、受診してください。
かかりつけ医からの切なるお願いです。
令和6年6月6日
2024-07-05 15:18:59
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