卒業の季節となりました。
昨年の暮れに亡くなった八代亜紀さんの曲に「心をつなぐ10円玉」という曲があります。
卒業間近の最後の授業で
先生がくれた10円玉
小さな袋に入ってた たった一つの十円玉
「死ぬな 死ぬな 死んじゃいけない
苦しいときには電話をかけて来い」
先生ありがとう 心にいつも
あの日の言葉がありました
遠い昭和の 遠い昭和のことだけど
今も私の宝物
卒業し社会に出れば、好天ばかりとは限らない。
激しい風雨にさらされて押しつぶされそうなときは、
あなたを大切に思う人の顔を思い浮かべてほしい。
町には公衆電話もすっかり見られなくなりましたが、
心にはいつも10円玉を握りしめていてほしい。
その夜から雨に逢いけり巣立鳥(小林一茶)
令和6年3月4日
2024-04-04 10:17:57
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